2006年11月21日

上司に訴える・・・しかし

もう、限界だった。

このままでは、また同じことを繰り返してしまう。
今なら幸いにして、リカバリーできる案があって、
それを説明すれば、上司も少しは理解し
行動してくれるはずだ。

義父のこともあり、これ以上何らかのストレスを受けると
やばいと自分でも感じていた。
常に義父のことは気にかかっていた。


ようやく上司に時間を取ってもらって、
落ち着いて話しをした。
上司も珍しく落ち着いて話しを聞いてくれた。

そして、私の考えているリカバリー案を受け入れてくれ、
私は一つのプロジェクトに専念すると言うことに同意し、
納得してくれた。

珍しく、そして久しぶりに充実した話し合いが出来て、
お互いに少しほっとした。
私も話せたことで、随分楽になった。


上司と話しが終わって、一緒に居室に戻っているとき、
私の携帯が鳴った。
珍しく義弟からだ。なんだろう?

「お父さん、やばいみたいだって」
「○○さん、携帯でないから俺に掛かってきました」

え・・・

すぐに妻に電話する。

「もう今日、明日もつかどうかわからんって言われた」

一瞬、気が動転した。
上司がまだ一緒に居てくれたので、

「すみません。今から九州に行っていいですか!」

すぐに行けと上司も。

再度、妻と連絡。
妻が、

「今から行くから」

3時だ。時間はまだある。
一旦家に帰って身支度をした。
義弟と連絡して、同じ新幹線で行くことに。

しかし、私はもう準備が出来ていた。
いても立っても居られない。

「ごめん、一本先の新幹線に乗れるから先に行く」

義弟に伝え新幹線に乗り込んだ。

普段なら爆睡する新幹線。
しかし、まったく眠気がこない。

義父さん。待ってて。

そればかり考えていた。

新幹線を降りタクシーで病院に。夜11時を過ぎた。

病室には、ベッドに横になって
ほとんど動けなくなっている義父の姿が・・・

「お父さん、帰ってきましたよ。○○です!」

手を握りそう声を掛ける。
少し握った手に力が入り、寝返りを打つような感じで体を動かして
答えてくれた。

良かった。間に合った。
涙が溢れて止まらない。何で泣いてるんだ俺。
もう何がなんだかわからない。
けど、涙が止まらない。

義父はもう声が出ない。

病院には親戚がみんな来てくれていた。
みんなが父に声を掛けて励ましたり、
昔話を語ったり。

妻に話しを聞いた。
今日のお昼過ぎに、最後の注射を打ったそうだ。
それを打つと長くても1日くらいしか持たないらしい。

今まで、本当によく頑張ったね。お父さん。
もう、頑張らなくても大丈夫。
みんな来てくれてるよ。


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posted by 抑うつ父さん at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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